気象用語集:

立秋 (りっしゅう)

二十四節気のひとつ。新暦8月8日ころにあたる。
二十四節気では季節の始まりを示すために、一年を四つに分け、それぞれ立春立夏、立秋、立冬とした(四立(しりゅう))。暦便覧で立秋は、「はじめて秋の気立つがゆへなれば也」と、秋の始まりを意味している。現在では太陽が視黄経135゜にあるときと定義されている。
暦の上では、この日が暑さの頂点。翌日からの暑さは「残暑」である。たしかに、日は徐々に短くなり、朝夕の風に秋を感じはじめる。とはいえ、厳しい残暑はまだまだつづき、「秋」とは名ばかりかも。
8月13日からは、お。先祖の霊を家に迎え、16日に送り出す。お供え物にはキュウリの馬、ナスの牛、ほおずき。キュウリの馬は早く訪れてもらうための乗り物。ナスの牛はゆっくり帰ってもらうため。ほおずきは道を失わないための灯りの意味。
夏といえば蝉の声。ミンミンゼミやアブラゼミの鳴き声は炎天下の暑さに拍車をかけるが、「カナカナカナ」と鳴くヒグラシや、ツクツクボウシを聞くと、夏の終わりを感じる人も多いのでは。二十四節気の季節感を詳しく表現した七十二候でも、「寒蝉(ヒグラシ)鳴く」と表されている。ヒグラシはその名のとおり日暮れ時の薄暗い中で鳴く。

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