気象用語集:

処暑 (しょしょ)

二十四節気のひとつ。新暦8月23日ころにあたる。
「処」は止まるの意味。夏の暑さも峠を越し、徐々におさまってくるという意味。日中はまだまだ暑い日がつづくが、朝夕は涼しい風が吹く。
この時期、忘れてはならないのは台風。特定の気象条件が発生しやすい日を「特異日」というが、処暑は台風の特異日にあたる。特に立春から数えて二百十日二百二十日は台風の厄日とされ、雑節としておぼえられてきた(二百十日は新暦の9月1日ころを指す)。秋雨前線が北から現れ、停滞すると秋の長雨となる。同じタイミングで台風が南方から来ると、暴風雨を引き起こし甚大な被害が発生する。
処暑の旬の食べ物といえば、梨、秋刀魚(さんま)。梨は「日本書紀」にも登場する古来からの果物。食物繊維を多く含み、シャリシャリとした食感が爽快。また、魚屋やスーパーに秋刀魚の新物が並びはじめると、しみじみと秋の訪れが感じられる。
西洋の占星術では、この日からおとめ座がはじまる。

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