気象用語集:

大雪 (たいせつ)

二十四節気のひとつ。新暦12月7日ころにあたる。
文字どおり降雪が増し、寒さが一段と厳しくなる時期。北海道や東北地方、日本海側でも本格的な降雪となる。しかし、太平洋側平地では晴天が続き、雪を見ることは滅多にない。
二十四節気の季節感を詳しく表現した七十二候では、天地の気が塞がって冬となる、熊が冬眠をはじめる、鮭が群がり川を上る、と表している。
どんよりした天気が続くこの季節、「天地の気が塞がる」とはまさに的確。
熊は冬眠前にたっぷりと栄養をたくわえ、掘った穴や木の洞に入る。トカゲなどとは異なり、体温や機能が低下するわけではないので、冬眠というよりは、冬ごもりに近い。メスはこの時期に子供を産み育てる。
鮭は川で孵化した後、すぐに海に出る海洋型と、数年を川で過ごしてから海に出る河川型に分けられる。いずれも海で過ごし、また産卵のために群れをなして川へ戻る。秋に産卵のために川へ戻る鮭を「秋鮭」といい、春に戻ってくる鮭を「トキシラズ」という。

地域一覧