気象用語集:

入梅 (にゅうばい)

雑節のひとつ。文字どおり「梅雨入り」を意味する。日本の暦の上では、太陽が黄経八〇度を通過する日と定められ、6月11日ころにあたる。もちろん「梅雨入り」は地域によって異なるため、入梅=梅雨入りとはかぎらない。
「梅雨」の由来は、この時期、梅の実が熟して黄色く色づくところから。正式な梅雨入りは、気象庁が宣言し、沖縄で5月上旬、関東で6月上旬、東北地方で6月半ばころ。地理的な理由で、北海道と小笠原諸島に梅雨はない。ちなみに近年では梅雨入りは「速報」として発表され、梅雨が完全に終わった9月に、梅雨入り・明けが「確定値」として発表される。
ところで、いまでは全国的に使われている「梅雨(ツユ)」という言葉は、もともとは関西地方の言葉。関東では梅雨シーズンそのものを「入梅(ニューバイ)」と呼んでいた。「ニューバイに入る」と言っても、あながち間違いではない?!

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