気象用語集:

梅雨 (つゆ/ばいう)

「梅雨入り」には二つある。ひとつは暦の上での「入梅」。太陽が黄経八〇度を通過する日と定められ、6月11日ころにあたる。もうひとつは、気象庁が地方ごとに発表する梅雨入り。
例年、冬から春にかけて上空の強い偏西風がチベット高原で南北に分かれ、東南アジアモンスーン、またはオホーツク海高気圧に変化する。この二つがふたたびぶつかり、中国大陸から日本の東シナ海上に雲の帯を発生させる。この雲の帯は梅雨(ばいう)前線と呼ばれ、南から北へ、長期的なシトシト雨をもたらす。すなわち梅雨である。長雨は7月中旬ころまでつづき、やがて梅雨明けが発表される。
梅雨の現象は中国南部、台湾、朝鮮半島でも見られる。日本では北海道と小笠原諸島には梅雨は起らない。
「梅雨」の語源は、この時期、梅の実が熟して黄色く色づくところから。

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